だんだん / 2022

津南町まちなかオープンスペース だんだん が2022.10.01にオープンしました。

商店街の活性化や交流の拠点として、住民の方と意見交換をしながら、誰でも自由に利用できるコワーキングスペースをつくりました。

■施設利用について(津南町HP引用2022.10)

住所:新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡戊445番地3

開館時間:10:00~19:30

定休日:火曜・水曜

テイクアウトした飲み物など持込可能 Free Wi-Fiあり

施設写真と料金:

・エントランス 無料

入口を既存時より2mバックさせて軒下空間をたっぷり確保しています。バス待ちの学生さんで賑わったり、ちょっとした雨宿りができたり、施設がクローズしている状態でも利用できるようになっています。8枚の木製建具は、開放感を最大限に感じられるように横幅9.7mいっぱい、軒下空間の天井高さ2.65mいっぱいの大きな開口面としています。全面ガラス張というデザイン性を保ちつつ、ガラスを真空ペアガラス、材質を熱抵抗率の高い木製を選定し、断熱性能に配慮しています。またスキマ風や防音効果を得るために建具召し合せ部分を丁寧に設計して、気密性を向上しています。

・ホール 無料(閉館時は1時間:1,000円)

ここには津南町の河岸段丘を連想させる巨大な木製の「だんだん」があります。コンセプトの通り、この河岸段丘のだんだんで人々が賑わい、様々な活動や交流が生まれることを意識しました。1つのハコが60cmの正方形。高さが35cm。新潟県産材の杉を使用。標準のイスよりやや低めで、ゆったりとハコに座れるようになっています。ヨコ15列で奥行4段目までの階段状となっている部分が固定式です。そして90個以上の移動家具を並べて現在の形状が出来上がっています。友達と腰かけたり、中で勉強したり、遊んだり。囲む配置で打合せをしたり。いろいろな居場所があります。このだんだんは内部だけでなくガラスを乗り越えて外部エントランスまで連続的に配置させて、内外空間をつながるようにデザインしています。安全面に対しても徹底して設計配慮を行っています。角が危なくないように優しく面をとり、2段目以上の固定家具については落下の危険がないように下のハコとボルトで連結するようにしています。中心には可愛いドーナツテーブルがあります。このスツールに座ると中心に視線が向きます。また移動式で場所を変えたり、S字でつないだり様々な活用方法が考えられます。ここにいるだけで快適と感じられるように、ひとつひとつ洗練された設計思考でデザインを構築しました。オシャレな空間で楽しく打合せをすることで、よりクリエイティブな発想ができます。津南町の明るい将来を話し合う場になることも願っています。

・書架(本棚) 書架1区画占有:1か月500円

材質はだんだん同様に新潟県産材の杉です。床から天井まで本棚を全面配置し、そこに3つの穴を開けるデザインとなっています。2つは出入口。もう1つはコンシェルジュ機能。上部まで開いているのは排煙上有効な開口が必要であり、デザインと同時に思考してあります。 本棚は合計98個、奥行きを32cmと少し深めにとり、モノの落下がしないように工夫しています。高い所にも大人の女性が届くように、安定した脚立を用意しています。使用料を払えば、 そこは自由に使える空間です。読んでもらいたい本を置いてみたり、自分の趣味の世界を表現したり。企業のPRブースとしても使えます。ただし、食べ物等の衛生管理が難しいものについてはNGです。

・コワーキングスペース 無料(閉館時は交流スペース同様)

学習スペースとしても使えるコワーキングスペースコロナ禍でのテレワーク需要に対応し、Web会議や研修、学習スペースとして利用できます。長い木製カウンターを浮かして配置し、ゆったり8人が座れます。コンセントやカバン掛けフックもあり、設備が充実しています。自販機はありませんがテイクアウトした飲み物など持込可能です。

・ミーティングルーム 打合せ・オンライン通話:1時間200円

3枚ガラスの木製扉で仕切られた個室空間となります。テーブルと6つのイスの容易があり、重要な話の時はロールブライドで視界を遮ることができます。正面の壁はホワイトボードとして使用できます。またプロジェクター用スクリーンとしても活用できます。箱型の造作テーブルを分割して壁側に配置すると、床メインで利用できるので赤ちゃん連れのママさんたちの居場所としても使えます。ガラス張で向こう側が見えるので、ママ同士、子ども同士で安心して利用できます。

・サテライトオフィス 

3枚ガラスの木製扉で仕切られた事務所となります。一番奥の配置ですが来客状況が一目でわかります。また上部を開放しているのでお互いに声が聞こえる環境として設計しています。

・トイレ2ヶ所、手洗い、鏡、ロッカーあり

トイレは男女兼用と女性専用です。男女兼用側にはおむつ替えができる台も設置し、女性専用側にはベビーチェアがあり、子育て世代に配慮しています。トイレ前室には手洗いとカガミ、ロッカーを設置しています。

詳細な利用方法や質問ついては下記の津南町サイトよりご確認下さい。

https://www.town.tsunan.niigata.jp/soshiki/kankou/machinakaos.html

開場式の写真(2022.10.01)

竣工写真 撮影:大平政志(2022.09)

K HOUSE / 2022

■竣工写真

■設計概要

家族構成  :若夫婦+子ども2人

種別    :新築

用途    :一般住宅

所在地   :新潟県津南町

■プロジェクトチーム

設計

意匠:大平政志建築設計事務所 大平政志

構造:株式会社タツミ 横山佳之

施工

元請:有限会社大平木工

地盤改良:北越産業 田中智浩

基礎:樋口筋工 樋口源一 大平木工 渡辺浩

棟梁・監督:大平達也

大工:大平木工 鈴木岳史 大平一夫 鈴木利幸

電気:山岸電設 山岸秀哉

機械:小林電機商会 小林篤司

板金:篠原板金 篠原浩一

鉄鋼:桑原鉄機 桑原光明

建具:こうじや 佐藤勉 佐藤守

塗装:藤ノ木塗装店 藤ノ木勝彦

左官:山田左官 山田正一

内装:かつみ内装 水落克己

プレカット:苗場木材加工組合 半戸仁

断熱材加工:株式会社ドリームパネル 徳永元樹

木材・建材:魚沼木材協同組合 石沢陽一

建材:村山商会 塩川裕一

S HOUSE / 2021

■竣工写真

■設計概要

家族構成  :若夫婦

種別    :新築

用途    :一般住宅

所在地   :新潟県十日町市

設計    :大平政志建築設計事務所

施工    :山田ホーム

K HOUSE / 2021

■2022.06.25 ハウジングKomachi2022夏・秋号vol34の表紙に掲載されました。

→ハウジングKomachi Mag

http://post.housing-komachi.jp/contens/otakuhaiken/vol34-tokushu-01/

■竣工写真

シンプルで合理的な家型ファサード

内覧会の時に虹が出ました

数年かけて自然に戻す外構計画

南面のシンプルな外観

南面の屋根付テラスと大きい窓

正方形の青空テラス

裏側の建物の顔

アプローチの外構も正方形の土間コンクリートが基本

屋根と屋根の間の空間

自然の光が美しい外部収納兼室外機置場

玄関ポーチのレトロなベンチ

開放的なつながる玄関

玄関の光や風を引き込む窓(網戸付、目隠しカーテン付)

リビングの大きい窓

リビングの壁掛テレビとブナ材の無垢カウンター

リビングの明るい吹抜

ディテールにこだわった造作固定はしご

美しい内観デザイン

明りや落着きを重視した個室空間

3枚扉で2つの個室に間仕切る

2階個室は間仕切らない

全体照明計画に配慮して壁高さを設定

2階個室から1階個室を見る

2階の窓から東側の風景を見る

■設計概要

家族構成  :若夫婦+子ども2人

種別    :新築

用途    :一般住宅

所在地   :新潟県十日町市松之山

■工事関係者

設計

意匠:大平政志建築設計事務所 大平政志

構造:株式会社タツミ 横山佳之

施工

元請:有限会社大平木工

地盤改良:北越産業 田中智浩

基礎:樋口筋工 樋口源一 大平木工 渡辺浩

棟梁・監督:大平達也

大工:大平木工 鈴木岳史 太平進 大平一夫 鈴木利幸

電気:山岸電設 山岸秀哉

機械:小林電機商会 小林篤司

ガス:ピットランド 野沢光輝

板金:家根長 根津長徳 篠原板金 篠原浩一

鉄鋼:桑原鉄機 桑原光明

建具:中沢木工製作所 中澤光賢

塗装:藤ノ木塗装店 藤ノ木勝彦

左官:山田左官 山田正一

内装:かつみ内装 水落克己

プレカット:苗場木材加工組合 半戸仁

木材・建材:魚沼木材協同組合 石沢陽一

建材:村山商会 塩川裕一

O 倉庫 / 2021

用途    :倉庫

種別    :移築

所在地   :新潟県津南町

設計・施工 :大平政志建築設計事務所+有限会社大平木工

落雪式屋根のシンプルな家型デザイン

隣地の車庫や風景に馴染む建築

I HOUSE / 2020

家族構成  :若夫婦+子ども2人

種別    :新築

用途    :一般住宅

所在地   :新潟県津南町

設計・施工 :大平政志建築設計事務所+有限会社大平木工

棟梁    :大平達也

・シンプルで合理的な落雪式の家型デザイン

・外壁はガルバスパンドレルでジョイント無し

・オーバーハング式テラス(下部柱無し)

・アルミ樹脂サッシトリプルLOW-Eガラス

・シンプルなファサードデザイン(建物の顔)

・配管や引込線等は隠蔽

・手すりの無い安全な2階窓

・樋は無し

・雪囲い板は無し

・長い玄関土間空間

・オークのフロアから各室へアクセス

・脚の無いロングカウンター造作

・シンプルで開放感のある鉄と木の階段造作

・視線の先に窓を配置

・玄関土間空間に洗面台をさりげなく配置

・タオル掛けはカウンター堀込デザイン

・玄関はガラス窓で光と風を取入れる

・カーテンにより目隠し可能

・階段下に足の無いカウンター造作

・LDKは2階なので一年を通して明るい

・脚の無い鉄製TVカウンター造作

・化粧垂木のデザイン天井

・オークの床材

・コンセント付のロングダイニングテーブル造作

・幅3,600mmのロングシステムキッチン

・美の構造計画と美の照明計画

・視線の先に窓を配置

・根本が美しいアイアン手摺造作

・光と空気が行き来するスノコ床

・視線の先に窓(風の道をスマートに計画)

・太陽の動きと庇の出や高さを設計し、夏に日射遮蔽、冬に日射取得を狙う

・テラス床デッキは特別なオリジナル工法

・根本が見えないスリムな造作手摺

・耐久性のある輸入材レッドシダーの外壁

・脚のない鉄製TVカウンター造作

・1階テラスの窓から光と風をふんだんに取り入れる

・寝室の扉を開けると玄関土間空間と一体利用できる

・木製ルーバーで光や視線を調整できる

・ルーバーやカーテンのレールは埋込式ですっきり

・きれいな化粧垂木の勾配天井

・バスケットコートのある外構

・テラスの梁にブランコ設置

・2021.08BBQ風景

・津南町の自然に馴染む美しい建築

・2024.02

ひまわり保育園プロポ / 2020

津南町立ひまわり保育園プロポーザル

津南町立ひまわり保育園の基本設計図及び鳥瞰パースが津南町のウェブサイトに公開され、

町内パブリックコメントの結果より指名型プロポーザルが開催された。

基本設計後にプロポーザルは異例であり、提出期間は2週間という超短期であった。

私は十日町市の佐藤建築設計事務所様と新潟の塚野建築設計事務所様とチームを組んでプロポーザルに挑戦した。

私たちは現役の子育て世代であり、それぞれ小さな設計事務所であるが、

「心の底からひまわり保育園をより良い園舎にしたい」

という強い想いがあった。

チームで厳しく楽しく意見を交わし合い、保育園の設計を進めた。

提案内容は下記の技術提案書の通り

ひまわり保育園02

ひまわり保育園03

ひまわり保育園04

メインエントランス:

深い軒下へ車が横づけ可能であり、雨に濡れずに送迎できる。

長いベンチでママ同士がお話しできるスペース。

玄関内部で3段の緩い段差があり、子どもたちは借りる絵本を座って読んだり、寝ころんだりしてママの迎えを楽しく待っている。

フローリングからでも土間からでも、両方から使える手洗い場を配置している。

ひまわり保育園05

0歳児1歳児保育室を外から見る:

大きな軒下があり、強い直射日光を遮蔽し、雪から建物を守る。

前方には緩い斜面の芝生広場があり、少しハイハイができる赤ちゃんは遊びながら育つ。

屋根にはどこでもタープを設置することが可能なので、広く日陰をつくることができる。

ひまわり保育園06

水のテラスとあまみず池を見る:

子どもは水遊びが大好き。五感を最大限に感じられる遊べる空間を設計する。

子どもたちは作られた遊具では長く遊べない。毎日変化のある自然と建築を曖昧に設計していくことで、

没頭して遊び込める居場所を計画する。

ひまわり保育園09

4歳児5歳児保育室を外から見る:

自然の森を出来る限り残し、森に生息するような、共存するような保育施設を目指す。

自然からの学びは果てしなく、人を大きく育ててくれる。

昔のひまわり保育園は平屋であり、もっともっと森と共存していた。

設計要綱より建物割合が大きくなるが、少しでもこの森を残したい。

設計ポイントと審査員質疑回答

#大きな軒を出した単純明快な鉄骨造の平屋建て。(耐雪3m、最大庇出3m)

職員さんや地域のおじいちゃんおばあちゃんが、遠くにいる子どもたちの様子が見えるようにガラス張で計画。津南町全体で子どもたちを見守る思想。

#グランドラインから室内床高さをあげて斜面をつくり、大地のアップダウンで子どもたちが走ったり寝転んだりできるランドスケープと一体型の建築。

#自然の光や風、大地そのものが建物に入り込むよう、適度な距離感を保った分棟的配置計画。(感染症対策にも有効)

#部屋の間仕切は、大人の目線を遮らない高さでありつつ、子どもたちの集中力を妨げない高さで計画。

#様々な遊びの仕掛けがある長めの廊下空間。0歳児1歳児はお兄ちゃんお姉ちゃんの姿を日ごろから目にするように平面で計画。

前室や遮音扉でお昼寝時には配慮する対策。また津南小学校の廊下は2倍以上あるので練習になる。

#子どもたちとコックさんとの交流を必然的に誘発させるまるみえキッチンと軒下のロングベンチスペース。

#軒下井戸消雪パイプと雪庇落としの管理がしやすい平屋の除雪計画。耐雪3m。子どもたちに除雪作業を見せる豪雪思想。

#将来、保育室を公民館や会議室、ワークショップ、図書館、お店、子育て支援、様々な用途変更が可能な計画。外部から直接アクセスできる。

#子育て世代の声や職員さんの声をきちんと受け入れるスケジュール体制。

#遊戯室は既存建物2階を拡張させて配置し、予算1億円の削減。

#「森は使われていない、管理されていない」という発言は実際には違う。現場へ行けばわかること。いつでも子どもたち森の中で楽しそうに遊んでいる。この森こそ大切にしなければいけない。

提案は不採用であった。

しかしこのメンバーで挑戦したことに意味があり、さらに強い建築思想を心に刻んだ。そして敗因理由を徹底的に追求し、これからの建築へ挑戦する。

豪雪地に建物をつくるということ

津南町内ではこの約30年間、高基礎住宅を多く建設された。

人の手をかけず、高額な費用をかけて除雪管理の合理性を図ってきた。

高度成長期時代を生きた今の50代以上の方々は、無意識的に便利で楽ができる商品や建物を求めてきた。

また近年では設計や施工の技術革新の成果により耐雪3.0m、3.5m、4mと過剰に建物を強化する傾向がある。

しかし同時に多くのデメリットが発生していることに気づかない。

今回の提案では、その便利で楽ができる建物よりも大切な「豪雪思想」を示した。

「大人たちの屋根の雪下ろしの姿を子どもたちに見せること」の重要性である。

豪雪地域の風習を子供たちに記憶させる。

いつか大人になったときに、抵抗なく自然とその作業ができるように。

昔は当たり前のようにしていたことである。

冬場に津南町では除雪隊を揃えて町全体の除雪を行っている。

豪雪のために建物に高額な費用を注ぎ込むのではなく、多くの町民に雪下ろしの仕事を与え、町全体で保育施設を守ることこそ、この豪雪地域の新しい思想であり、津南らしさであると考えている。

子どもたちが「いつも雪下ろしありがとう」と除雪作業員のおじさんに声をかける姿が思い浮かぶ。

豪雪地域の設計は難しい。

豪雪の向き合い方には世代によって価値観が異なる。

また一人ひとり育った家の環境で違う。

しかしながら建物を管理する方と思想を共有することで可能性は無限に広がる。

人は建物に守られ、建物を守る。

私はこの豪雪地域に生まれ育ち、この地で「ものづくり」をすることに誇りを持ち、これからも丁寧に向き合いたいと思う。

大平政志建築設計事務所 大平政志

S HOUSE / 2020

家族構成  :若夫婦+子ども1人

種別    :新築

用途    :一般住宅

所在地   :新潟県津南町

設計・施工 :大平政志建築設計事務所+有限会社大平木工

棟梁    :大平達也

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・敷地は3棟の高基礎3階建て住宅に挟まれている

・隣地からの視線に配慮しつつ、自然を取入れる開口部を丁寧に設計した

・シンプルな片流れの落雪屋根の家型デザイン

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・玄関扉は自然の光や風を引き込むガラス窓を採用

・カーテンにより視線の調整が可能

・表札はガラス面にカッティングサイン

・玄関の外壁は耐久性のある輸入材のレッドシダー下見板張

001

・玄関入るとLDKが広がる

・大きな窓、穴のある床と天井、鉄と木のインテリアで構成

・お客様と入念に高さを検討した造作キッチン

・開放感のある木と鉄の階段

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・大開口窓は隣地から見えないように配置

・カーテンは右の扉の中に納めている

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・壁掛けTVと隠蔽配線ルート確保によりシンプルでスッキリしている

・テレビカウンターは床材を連続させている

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・外部吹抜より光と風を取入れつつ、落雪壁を配置

・プライバシーを確保した半外部空間のテラス

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・外部吹抜より1階に光と風を取入れる

・2階テラスデッキをセットバックさせ、雨や雪から守る

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・多目的に利用できるように水栓やコンセント、照明を配置

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・窓が少ないようで内部はちょうどよい明るさ

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・上下の窓と階段をちょうどよく配置させ、奥まで光を取入れる

・木と鉄のデザインキッチン造作

・ペンダント照明は根本が見えないように

・間接照明で天井をやさしく照らす

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・2階の廊下は多用途で使えるように工夫あり

・天井いっぱいの大きい窓を納まりよく配置

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・子ども部屋は廊下から自然採光をふんだんに取り入れる

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・2階廊下は風の道を意識して2方向窓を配置

・2階テラスは隣地からの視線をカット

・エアコンや室外機を目立たないように、メンテナンスしやすいように配置

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・セットバックしたデッキ床

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・2022.01外観写真-01

・2022.01外観写真-02

H HOUSE / 2019

家族構成  :若夫婦+子ども2人

種別    :新築

用途    :一般住宅

所在地   :新潟県十日町市

設計・施工 :大平政志建築設計事務所+有限会社大平木工

棟梁    :大平達也

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・雪国に合理的なシンプルな家型デザイン

・耐雪3mの平屋(施主様と豪雪思想を共有済)

・木製ルーバー引戸による外部収納と室外機の目隠し

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・隣地は1.5m程度下がり、雪溜めスペースとなる(施主様の敷地)

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・外壁も屋根材

・出隅に役物無しできれいな納まり

・窓は庇があり、雨や雪から守っている

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・道路の反対側は広い屋根付テラス

・豪雪に配慮してサイズアップした雪囲い金物

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・玄関は窓から明るい光が差し込む

・下足家具の絶妙な高さよりリビングへの視線をカット

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・リビングからの絶景

・窓はオリジナル設計の造作木製引戸

 上下の窓枠(カマチ)が見えないデザインにより開放感を演出

・カーテンは窓にかからないように隣の収納に納まる

・隣地が1.5m程度下がっているので視線が高く開放感を増している

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・リビング床はオーク、天井はシナ合板

・キッチンは対面式

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・テラスとリビングの段差はベンチになる

・大きな造作TVカウンター

・雪景色 / 2022.01 撮影

・雪景色 / 2022.01 撮影

・雪景色 / 2022.01 撮影

・雪景色 / 2022.01 撮影

・雪景色 / 2022.01 撮影

M HOUSE / 2019

家族構成  :若夫婦+子ども1人

種別    :新築

用途    :一般住宅

所在地   :新潟県津南町

設計・施工 :大平政志建築設計事務所+有限会社大平木工

棟梁    :鈴木利幸

撮影    :Life is wonder 、 大平政志

・主屋の隣に若夫婦の住まいを新築

・間口2.5間の落雪式屋根の家型デザイン(出来る限り積雪を分散させる)

・玄関戸は3枚、通常1枚で出入りし、軽トラックを入れられる

農家である施主様のシャッター要望を、デザイン建具で提案した

・2階テラスは、雨や雪の吹込みより斜めに空間を仕切った

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・建物の東側はおばあちゃんの大きな畑がある

・1階、2階も横に広い窓を配置

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・室外機は家型に納まっている

・メンテナンスできるようにルーバーは取外し可能

掃除を簡単に出来るように内窓からもアクセスできる

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・玄関のヨコの木製ルーバーより主屋との適度な距離感をつくる

・光や風は上下、左右で行き来できるように計画

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・4つの室外機がきれいに並ぶ

・外壁も屋根材

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・玄関は10帖もある

・自営業の農家さんで常にいつでも作業できる玄関とした

・上り台は家族が座れる長いカウンターベンチ

・右側は家族の伝言や仕事のメモとして使える黒板

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・6帖の個室は10帖を感じるように設計

・木と鉄の開放感のある鉄骨階段

・階段下に手洗いを配置

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・4枚の木製建具は開放感を生み、視線を切り、明るさを通す

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・スッキリでシンプルな動線計画

・階段をあがると2階LDKへとつながる

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・敷地のサイズや大きな玄関の面積比、明るさと眺望より2階LDKを提案

・勾配天井と梁の連続より開放感を演出

・キッチンカウンターは6.26mの長さがあり、脚が無く、空間一体を目指した

・窓は5.3mの長さがあり、上下の窓枠(カマチ)を消し、開放感を演出した

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