■竣工写真
■設計概要
家族構成 :夫婦+子ども1人
種別 :リフォーム(LDK・寝室・WC・脱衣室・UB)
用途 :一般住宅
所在地 :福井県坂井市
■竣工写真
■設計概要
家族構成 :夫婦+子ども1人
種別 :リフォーム(LDK・寝室・WC・脱衣室・UB)
用途 :一般住宅
所在地 :福井県坂井市
■竣工写真
その他の写真は大平木工の事務所ギャラリーでご覧になれます。
■設計概要
家族構成 :若夫婦+子ども1人
種別 :新築
用途 :一般住宅
所在地 :新潟県津南町
■プロジェクトチーム
クライアント:w夫婦、w両親
設計・監理:大平政志建築設計事務所 大平政志
施工元請:(有)大平木工
棟梁:大平達也
大工:(有)大平木工 鈴木岳史 大平一夫
地盤調査:北越産業(株) 田中智浩
基礎:(有)樋口筋工 樋口源一 (有)大平木工 渡辺浩
電気:山岸電設 山岸秀哉
給排水:富澤住設 富澤克弘
空調:小林電機商会 小林篤司
板金:(株)家根長 根津長徳 篠原板金 篠原浩一
鉄鋼:桑原鉄機 桑原光明
建具:(有)こうじや 佐藤勉 佐藤守
塗装:(株)富澤塗装店 富澤肇 石澤博幸
左官:山田左官 山田正一
内装:かつみ内装 水落克己
畳:(有)笹岡畳工業所 笹岡正栄
プレカット:苗場木材加工組合 半戸仁
木材・建材:魚沼木材協同組合 石沢陽一
建材:(株)村山商会 塩川裕一
■竣工写真
その他の写真は大平木工の事務所ギャラリーでご覧になれます。
■概要
アーティスト:中井菜央
写真展名 :雪のさき
会期 :2022年11月21日~12月10日
所在地 :東京都豊島区南長崎6-1-3 TURNER GALLERY
業務内容 :写真展の空間デザイン(TURNER GALLERY1階、4階)
業務期間 :2ヶ月(※現場設営期間:2日)
■プロジェクトチーム
山田ホーム 山田益実
おおふち電気 大渕之夫
魚沼木材協同組合 石沢陽一
大平政志建築設計事務所 大平政志
津南町まちなかオープンスペースだんだん2022.10.01開設。
商店街の活性化や交流の拠点として住民のみなさまと意見交換しながら
誰でも自由に利用できるコワーキングスペースをつくりました。
■竣工写真
その他の写真は大平木工の事務所ギャラリーでご覧になれます。
■設計概要
家族構成 :若夫婦+子ども2人
種別 :新築
用途 :一般住宅
所在地 :新潟県津南町
■プロジェクトチーム
設計
意匠:大平政志建築設計事務所 大平政志
構造:株式会社タツミ 横山佳之
施工
元請:有限会社大平木工
地盤改良:北越産業 田中智浩
基礎:樋口筋工 樋口源一 大平木工 渡辺浩
棟梁・監督:大平達也
大工:大平木工 鈴木岳史 大平一夫 鈴木利幸
電気:山岸電設 山岸秀哉
機械:小林電機商会 小林篤司
板金:篠原板金 篠原浩一
鉄鋼:桑原鉄機 桑原光明
建具:こうじや 佐藤勉 佐藤守
塗装:藤ノ木塗装店 藤ノ木勝彦
左官:山田左官 山田正一
内装:かつみ内装 水落克己
プレカット:苗場木材加工組合 半戸仁
断熱材加工:株式会社ドリームパネル 徳永元樹
木材・建材:魚沼木材協同組合 石沢陽一
建材:村山商会 塩川裕一
■竣工写真
その他の写真は大平木工の事務所ギャラリーでご覧になれます。
2022.06 ハウジングKomachiの表紙に掲載させて頂きました。
■設計概要
家族構成 :若夫婦+子ども2人
種別 :新築
用途 :一般住宅
所在地 :新潟県十日町市松之山
■工事関係者
設計:大平政志建築設計事務所 大平政志
構造:株式会社タツミ 横山佳之
元請:有限会社大平木工
地盤改良:北越産業 田中智浩
基礎:樋口筋工 樋口源一 大平木工 渡辺浩
棟梁・監督:大平達也
大工:大平木工 鈴木岳史 太平進 大平一夫 鈴木利幸
電気:山岸電設 山岸秀哉
機械:小林電機商会 小林篤司
ガス:ピットランド 野沢光輝
板金:家根長 根津長徳 篠原板金 篠原浩一
鉄鋼:桑原鉄機 桑原光明
建具:中沢木工製作所 中澤光賢
塗装:藤ノ木塗装店 藤ノ木勝彦
左官:山田左官 山田正一
内装:かつみ内装 水落克己
プレカット:苗場木材加工組合 半戸仁
木材・建材:魚沼木材協同組合 石沢陽一
建材:村山商会 塩川裕一
用途 :倉庫
種別 :移築
所在地 :新潟県津南町
設計・施工 :大平政志建築設計事務所+有限会社大平木工
その他の写真は大平木工の事務所ギャラリーでご覧になれます。
■設計概要
家族構成 :若夫婦+子ども2人
種別 :新築
用途 :一般住宅
所在地 :新潟県津南町
設計・施工 :大平政志建築設計事務所+有限会社大平木工
棟梁 :大平達也
津南町立ひまわり保育園プロポーザル
津南町立ひまわり保育園の基本設計図及び鳥瞰パースが津南町のウェブサイトに公開され、
町内パブリックコメントの結果より指名型プロポーザルが開催された。
基本設計後にプロポーザルは異例であり、提出期間は2週間という超短期であった。
私は十日町市の佐藤建築設計事務所様と新潟の塚野建築設計事務所様とチームを組んでプロポーザルに挑戦した。
私たちは現役の子育て世代であり、それぞれ小さな設計事務所であるが、
「心の底からひまわり保育園をより良い園舎にしたい」
という強い想いがあった。
チームで厳しく楽しく意見を交わし合い、保育園の設計を進めた。
提案内容は下記の技術提案書の通り
メインエントランス:
深い軒下へ車が横づけ可能であり、雨に濡れずに送迎できる。
長いベンチでママ同士がお話しできるスペース。
玄関内部で3段の緩い段差があり、子どもたちは借りる絵本を座って読んだり、寝ころんだりしてママの迎えを楽しく待っている。
フローリングからでも土間からでも、両方から使える手洗い場を配置している。
0歳児1歳児保育室を外から見る:
大きな軒下があり、強い直射日光を遮蔽し、雪から建物を守る。
前方には緩い斜面の芝生広場があり、少しハイハイができる赤ちゃんは遊びながら育つ。
屋根にはどこでもタープを設置することが可能なので、広く日陰をつくることができる。
水のテラスとあまみず池を見る:
子どもは水遊びが大好き。五感を最大限に感じられる遊べる空間を設計する。
子どもたちは作られた遊具では長く遊べない。毎日変化のある自然と建築を曖昧に設計していくことで、
没頭して遊び込める居場所を計画する。
4歳児5歳児保育室を外から見る:
自然の森を出来る限り残し、森に生息するような、共存するような保育施設を目指す。
自然からの学びは果てしなく、人を大きく育ててくれる。
昔のひまわり保育園は平屋であり、もっともっと森と共存していた。
設計要綱より建物割合が大きくなるが、少しでもこの森を残したい。
設計ポイントと審査員質疑回答
#大きな軒を出した単純明快な鉄骨造の平屋建て。(耐雪3m、最大庇出3m)
職員さんや地域のおじいちゃんおばあちゃんが、遠くにいる子どもたちの様子が見えるようにガラス張で計画。津南町全体で子どもたちを見守る思想。
#グランドラインから室内床高さをあげて斜面をつくり、大地のアップダウンで子どもたちが走ったり寝転んだりできるランドスケープと一体型の建築。
#自然の光や風、大地そのものが建物に入り込むよう、適度な距離感を保った分棟的配置計画。(感染症対策にも有効)
#部屋の間仕切は、大人の目線を遮らない高さでありつつ、子どもたちの集中力を妨げない高さで計画。
#様々な遊びの仕掛けがある長めの廊下空間。0歳児1歳児はお兄ちゃんお姉ちゃんの姿を日ごろから目にするように平面で計画。
前室や遮音扉でお昼寝時には配慮する対策。また津南小学校の廊下は2倍以上あるので練習になる。
#子どもたちとコックさんとの交流を必然的に誘発させるまるみえキッチンと軒下のロングベンチスペース。
#軒下井戸消雪パイプと雪庇落としの管理がしやすい平屋の除雪計画。耐雪3m。子どもたちに除雪作業を見せる豪雪思想。
#将来、保育室を公民館や会議室、ワークショップ、図書館、お店、子育て支援、様々な用途変更が可能な計画。外部から直接アクセスできる。
#子育て世代の声や職員さんの声をきちんと受け入れるスケジュール体制。
#遊戯室は既存建物2階を拡張させて配置し、予算1億円の削減。
#「森は使われていない、管理されていない」という発言は実際には違う。現場へ行けばわかること。いつでも子どもたち森の中で楽しそうに遊んでいる。この森こそ大切にしなければいけない。
提案は不採用であった。
しかしこのメンバーで挑戦したことに意味があり、さらに強い建築思想を心に刻んだ。そして敗因理由を徹底的に追求し、これからの建築へ挑戦する。
豪雪地に建物をつくるということ
津南町内ではこの約30年間、高基礎住宅を多く建設された。
人の手をかけず、高額な費用をかけて除雪管理の合理性を図ってきた。
高度成長期時代を生きた今の50代以上の方々は、無意識的に便利で楽ができる商品や建物を求めてきた。
また近年では設計や施工の技術革新の成果により耐雪3.0m、3.5m、4mと過剰に建物を強化する傾向がある。
しかし同時に多くのデメリットが発生していることに気づかない。
今回の提案では、その便利で楽ができる建物よりも大切な「豪雪思想」を示した。
「大人たちの屋根の雪下ろしの姿を子どもたちに見せること」の重要性である。
豪雪地域の風習を子供たちに記憶させる。
いつか大人になったときに、抵抗なく自然とその作業ができるように。
昔は当たり前のようにしていたことである。
冬場に津南町では除雪隊を揃えて町全体の除雪を行っている。
豪雪のために建物に高額な費用を注ぎ込むのではなく、多くの町民に雪下ろしの仕事を与え、町全体で保育施設を守ることこそ、この豪雪地域の新しい思想であり、津南らしさであると考えている。
子どもたちが「いつも雪下ろしありがとう」と除雪作業員のおじさんに声をかける姿が思い浮かぶ。
豪雪地域の設計は難しい。
豪雪の向き合い方には世代によって価値観が異なる。
また一人ひとり育った家の環境で違う。
しかしながら建物を管理する方と思想を共有することで可能性は無限に広がる。
人は建物に守られ、建物を守る。
私はこの豪雪地域に生まれ育ち、この地で「ものづくり」をすることに誇りを持ち、これからも丁寧に向き合いたいと思う。
大平政志建築設計事務所 大平政志