建築の思想
お客様がどんな生活をしたいか。どんな趣味があるのか。理想の暮らし方をぼんやりで良いので教えてもらうところからスタートします。私たちの仕事は建築をつくることですが、ただ形をつくっているわけではなく、その「目的に合った居心地の良い空間」を提案しています。そして世の中の当たり前や普通、一般的という考え方からもう一歩踏み込んだ「本当にほしい特別な自分たちの空間」と感じて頂ける提案ができるように励んでいます。当社はヒアリングからアフターメンテナンスまで一貫して大平政志(建築デザイナー)が担当しています。お客様が建築愛を深められるように、またものづくりのワクワク感や楽しさを感じてもらえるようにサポートしていきます。
家型の思想
雨の道を理解して設計することで経年劣化を遅らせることができます。よって材料の色味の変化もゆっくり進み、いつまでも若い表情を保ってくれます。劣化を遅らせることが本質であると考えています。また住宅に必要な設備機器(室外機や灯油タンク、ガス)などを家型にスッキリ納める設計提案を行うことで、シンプルなデザインかつ劣化対策を図ることができます。その他に既製品を使わない設計手法で各詳細部分(ディテール)をオリジナルデザインで納めることによって、洗礼されたデザインと劣化対策を合理的に計画することが可能となります。凹凸が少なくシンプルな家型デザインは、ただ見た目の美しさだけでなく、様々な合理的な可能性を秘めています。
雪国の思想
雪国エリアの方へ:
雪国の暮らしを豊かにするために「建築の力」が必要であると考えています。雪害を出さないことや除雪管理しやすいことは大前提。変動する雪の荷重や雪庇、つららなどの特性や除雪習慣の重要性を理解することで、新しい建築の在り方を示すことができます。美しい自然(雪)を快適に、また贅沢に感じる建築に挑戦しています。雪国であっても魅力的な暮らし方や美しい建築デザインを実現することができます。
雪が少ない地域の方へ:
この地域は積雪2~3mの雪国エリアです。子どもたちは雪が大好き。都心やインバウンドのお客様がこの地域でしか味わえない「美しい雪」を求めて観光に訪れています。どの地域であっても地域特性に配慮したものづくりを行っています。雪の少ない地域では建築デザインの可能性が広く、自由度の高いプランを提案することができます。